1月1日

 

正月だ。今年こそ良い年になりますように。大学受験がどうかうかりますように。

頑張るからいい大学に入って人生を取り戻すんだ。

汚物扱いはもう沢山だ。それに慣れてしまった僕も最低だ。

そっとこの日記は伏せておこう。もし人目に晒される時が来たら僕は……。

 

1月3日

女子ボクシング部の田中さんは今日も素晴らしい裸体に近い姿を見せてくれる。

僕が覗いている事なんて誰も知らないだろう。

ここは僕が見つけた女子ボクシング部を覗ける唯一の刺客。

ああ田中さん。今日は思ったよりパンチが打ててないね。

それはそれでいいんだ。ボクは見逃さないよ。

ラウンドごとのインターバルでマウスピースから口へツーッとつながる

唾液の線を。

見逃さない。あのまま洗わずに僕に嗅がせてくれないだろうか?

ああ田中さんの口腔の匂い。激しく勃起してしまったので収まらず

僕は「女子ボクシング部の部室の壁」へ射精をぶちまけた。

誰にも見つからないだろうからそのままほうっておいた。

このぶちまけた白い液体が僕の全ての気持ちなんだ。

わかってくれるよね?

 

2月1日

田中さんは樋口という男を彼氏にしたらしい。

何を考えているんだい? あんな男に色目を使ってるのかい?

ああ、そうか。騙されてるんだ。

あいつのチ○ポなんて信用しちゃ駄目なんだよ。

僕が目覚めさせてあげよう。

そんな汚いチ○ポを銜え込む必要なんてないんだ。

僕が証明してあげる

 

2月17日

完全犯罪というものは案外容易い。指紋を残さず、普段からあまり接してない僕には

聞き込みが来ない。樋口なんて口を聞いたことないもんね。指紋を拭き取ってしまえば

全く問題が無い。まあ悪は成敗されるというけど僕は悪では無いワケで。

最低の樋口という人間の首を締めて処分してやったのさ。

手袋一つあるだけで完全犯罪なんて成立するんだな。

これでいい。いつもの日常が戻ってくるんだよ。

ああ今日も田中さんのマウスピースは唾液でヌラヌラと濡れている。

仮に田中さんのくわえたマウスピースが二つだとすれば

それで僕のペ○スを包み込むように思い切り擦るのに。

フェラじゃあないんだ。あくまでもマウスピースに価値があるんだ。

ああ口腔、口腔、口腔。

ツバが欲しい訳じゃない。高校全体の匂いやその粘液を僕は欲している。

無心で狂えるなんて最高じゃないか。

僕は僕自身が狂っているのを知っている。

知っているからこそ狂う。狂気に身を任せるのだ。

何も田中さん、あなたを犯そうなんて思っていませんから。

ただ一度でいい。セコンドになって貴方の無様に叩きのめされる姿が見たい。

そして吐き出されるマウスピースを拾って無心に匂いを嗅ぎたい。

それだけなんですよ、狂気とはいえども僕の中では純粋な気持ちである事には間違いがない。

ボーダーラインなんて存在しないんだ。精子が飛び出るか飛び出ないかの違いだけなんだよ。

田中さん、ああ。もっと殴られて欲しい。唾液をぶちまけて欲しい。

そして僕に言うんだ。

「恥ずかしいけど私の吐き出したマウスピースを嗅いで欲しい」

いつでも待ってる。いつでもいいんだよ。今すぐにでも

 

3月4日

痛い、樋口関連の人間は樋口が死んでも僕を蛆虫扱いするんだ。

死ぬかってほど殴られた。血を口から滴らせながら僕はお前らの靴を舐めてやった。

舐めろってならそりゃあ舐めるさ。僕は弱者だからね。

だけどこの代償は大きく付くことをお前らは知っておいたほうがいい。

ジャリッと口の中の砂を噛みながら僕はそう思ったよ。

調子に乗るなよ。

 

 

4月5日

これで最後の一人だ。合計四人。手間をかけさせやがって。

僕と田中さんの時間を返せよゴミムシが。

まったくもって簡単だ。

首の締め方なんだな。

息を止めて窒息させるんじゃない。よく理屈は知らないよ?

ただ息が出来なくて死ぬんじゃない。何か重大なものが脳から、そして脳まで流ずに

楽に死んでいく。

僕を嘲笑った罰だ。まあこれは罰の中でも甘い罰だけどね。

手袋一つでさ、油断してるお前らなんてすぐに殺す事なんて出来たんだから。

 

4月7日

田中さんは彼氏が死んだ事を気にしていない様子で相変わらずボクシングをしてくれている。

それでいいんだ。いつかそのマウスピースを。生のマウスピースを僕が貰うから。

それとセットで君を貰いたいと思う。想像しただけで楽しいじゃないか。

ありがとう。完全犯罪の神様。

いや、犯罪じゃないのかもしれないけどね。

とにかくあの唾液まみれの臭いマウスピースはきっと僕のモノになるんだ。

きっとそうなんだ、運命なんだ。

 

4月9日

精子が漏れる。これは誰にも経験があると思う。

イッていないのに精子が出る。全く気持ちが良くないのに精子が出る。

そう、興奮しすぎて漏れるんだよね。

興奮してイきたいんだけど、ちょっと自分自身をじらしてしまって

快感をさらに得ようとして欲張って漏れる。

なかなかムツカシイな。溜めて一気にイくのがいいんだろうけど

イった後の虚しさが嫌いだ。

 

4月14日

うーん、今日はいいことがなかった。

ゴミムシだの罵られて散々リンチを食らった。

群れの好きな人間のよくやるいじめってヤツだ。

痛い。家に帰って両親に何の傷かって聞かれたけど、

まあどうせ助けてはくれないだろうからこけたと言っておいた。

勿論信じてないだろうけど、まあもう二十歳近いんで自分の事は自分で何とかしよう。

そんな事より田中さんの事で頭がいっぱいだ。

 

4月20日

物凄い事が起こった。

偶然の重なりとは怖いもの、というより有難いものか?。

田中さんは部活が終わったあと、急ぎの用があるらしくてすぐに家に帰った。

そのあとには洗い忘れたマウスピースが残っていた。

こんな素晴らしい偶然があるなんて! ありがとう神様!。

さて詳しく書こう。

とにかく田中さんの使用済みマウスピースを手に出来る日が来たという事だ。

いつも部活後に洗ってたんだけど、今日は忙しかったようで洗い忘れて放置して帰っている。

いつも洗った後で、田中さんの口腔の中を想像しながらオナニーをしていたけど、

今回は口腔の香りを楽しみながらオナニーが出来る。素晴らしい。

この時の為に一週間オナニーを我慢して良かった。

イった瞬間に精子が驚くほどの量が出て飛距離も凄かった。

しつこく股間に刺激を与えるとイっている時間が伸びる。

もううんざりするほどに刺激を与えて余韻を楽しんだ。

でもまだまだ刺激が足りない。まだまだだ。

 

 

4月24日

警察に呼び出された。僕は何も知りません。この学校で殺人事件が起こったなんて初めて聞きました。

 

4月26日

一線を超えた。今日は記念すべき日になった。興奮冷めやらぬ気分だけど記しておこう。

僕はやはり頭が良い。田中さんがもっと殴られるのを見たければそのようにすれば良いのだ。

田中さんのまわりの女子ボクシング部の人たちの彼氏の名を語って手紙を出した。

田中さんが好きだから君とは別れると書いておいた。

いずれまあ真相は皆わかるだろうけど、今日の部活は見ものだった。

女の嫉妬は物凄く怖いってものを知ってる。

死角の窓から僕はずっと見ていた。

ガラスごしでは何を言ってるのかわからないけど、みんなが田中さんを攻めている。

やれやれっ! 殴れ! って思ってたら本当にリンチが始まった。

マウスピースをしてきちんとボクシングの試合をするようで……。

3対1でボクシングの試合が始まった。田中さん一人へ三人が次々とパンチを打ち込む。

やれ! やれ! と僕はガッツポーズをしながらひたすらペニスを擦る。

よし! よし! 田中さんは手が出ない。

豊満な体に、柔らかい体にパンチがめり込む。たまらない。

田中さんの体が汗だくでヌラヌラと濡れている。オイルを体中にぶちまけたみたいだ。

鍛えた腹筋のハイライト。たまらないね。これだけ鍛えたぽっちゃり系も珍しいけど、

頑張ったかい無く、三人が田中さんのボディへ順番にパンチをぶち込んだ。

田中さんがゲロを吐く姿が見れるだろうかとドキドキしていた。

射精しようとすればすぐに出来るけど、我慢して一番良い場面で射精しなきゃ。

何度か、おっゲロか? って思ったけど唾だった。

それでもまあいい。田中さんはねばった唾をたくさん吐き出した。

ああ、臭いんだろうなぁ。使用済みのマウスピースはあんなに唾臭かったから

生で手に吐き出させてこすって匂うと凄いんだろうな。

どんどんボコボコになっていく田中さん。足がガクガク震えてる。

怖いからじゃない、あれだけ殴られたらそりゃあなるだろう。

倒れればいいのに田中さんは我慢して立っている。いいぞいいぞ。

ペニスを擦る。最高のオナニーを目指すんだ。今日はこれで発射してやる。

女子ボクシング部の外の壁に僕は精子を何度も何どもぶちまけた。

ああ、どうにかして田中さんと粘膜をこすり合わす事が出来ないだろうか。

そう思いながら思い切りぶちまけた。

一回のおしっこ位の量が出たのには自分でも驚いた。

壁にぶちまけた精子がドロドロと壁から垂れているのを見て自分で興奮した。

田中さんのマ○コの中へ思い切りぶちまけたい!。

ぶちまけたい!。

畜生!

さんざんにパンチを食らってボコボコになった田中さんはリングの上でグッタリしている。

ぶちまけたい。ぶちまけたい。

射精しても射精してもまだまだでそうだ。

そんな中、田中さんが起き上がろうとしていた。

そして……。

ゲロを吐いた。

音は聞こえないけど、体をくの字に曲げながらゲロを吐いたんだ。

突然の事に僕はペニスを擦るのを忘れていた。

ゲロだ。

田中さんの胃液だ。

そんなにゲーゲー吐いてなかったけど、何度かリングの上にゲロをぶちまけてシミが広がる。

そして最後にマウスピースをビチャッと胃液の上へ吐き落とした。

 

その衝撃場面は忘れない。僕はデジカメで撮影しまくった。今夜はこれでオナニーをしよう。

これ以上だ。これ以上に進まなければ。

 

五月一日

ちょろいな。三人か。後ろから首を占め上げたらすぐにグッタリした。

息が出来ないからじゃないんだ。ちゃんと締める所を締めたらキッチリとグッタリして

そいつらは動かなくなった。

それから後は筆跡を似せた遺書を置いて首を釣らせたようにすれば間違いなくオッケーだ。

上手くいった。

遺書には田中さんのせいで死んだように書いた。

田中さん、これで更に恨みを買ってひどい事になるな。

 

 

五月五日

いいねいいね、毎日のように田中さんはリンチの制裁を受けている。

今日は僕がリンチするがわの女子に

「制裁に田中さんを犯してあげようか?」って言っておいた。

「いいね、散々犯してくれ」と頼まれた。これで女子ボクシング部の部室に入れる。

 

ドキドキしながら僕は放課後待った。

女子ボクシング部の入口で僕は待ったんだ。

しばらくすると汗のムッとした匂いをさせて三人の女子が出てきた。

「かなり痛めつけたから犯すの楽と思うよ。中絶させてもいいから中出ししたらいいよ」

僕はそれを聞いて嬉しくなった。コンドームなんて使わずにいいんだ。

女子ボクシング部のロッカーからリングの上へ出れる。

 

 

ロッカーは臭い。汗臭い。物凄く汗臭くて勃起してしまう。

女の子の汗の匂いもこんなに臭かったんだ。

そこを堪能しながらリングのある部屋へ行く。

 

ドクドクと心臓が高鳴る。ボコボコに殴られてリングの上へグッタリしている田中さん……。

僕はゆっくりとリングの上へあがった。

 

むわっと汗の匂いがする。あのロッカーより生臭い汗の匂いがする。

息を荒くしてダウンしている田中さん。

僕はリングの上へあがって田中さんの脇へ鼻をつけて思い切り吸う。

ツーンとするような脇の匂いが。ツーンといいつつすえたような大人の匂いがする。

剃り忘れているのか腋毛がチョロチョロと生えているので匂いが染み込んでいるみたいだ、頭がクラクラする。

マ○コも臭わなければ。

迷わずに田中さんの足を両手で広げる。

この時代にブルマというのがやぱりいいなと思った。下着と面積がいっしょだ。

「いやっ……」

田中さんは小さく声を出した。

「田中さんを犯す許可を僕は得てるんだ……」

僕が言うと、顔を腫らせた田中さんが驚く顔をした。

『何を言ってるのだろう』、そう思ったんだろう。田中さんのその顔がたまらない。

「マウスピース付けたままフェラしてもらえる?」

「で……出来るわけ」

「いいからしゃぶってくれよ!」

僕は声を荒らげて田中さんの頬へペニスを押し付けてムニュッとした感覚を味わう。

「ほら、田中さん、田中さん……」

頬の肉が柔らかい。このままうずめてイってしまおうか。

いやいやいけない。

「ほら、田中さん。僕のこれをしゃぶらないと先に進めないから」

「い、嫌ッ!」

そう田中さんが口を開いた時にペニスをねじ込む。

「んっ」

嫌がっている田中さんだけど、口にペニスをねじ込んだらきちんとフェラをしてくれる、気持ち良い。

マウスピースのぐにゅぐにゅした部分がカリを刺激して、このまま口内に精子をぶちまけたかったけど、

それより膣の中へぶちまけなければならないと僕は我慢した。

「田中さん、マウスピースを外すね」

ある程度気持ちよさを味わった後で僕は田中さんの口の中のペニスを抜いて、マウスピースを取った。

唾がヌラーッと糸を引いて唾まみれのマウスピースが僕の手に。吐きたてだ。

一旦イってスッキリしよう。

僕は思い切りこすって、田中さんのマウスピースに精子をぶちまけた。

気持ち良すぎてどっぷりとマウスピースのくぼみにたぷんたぷんと精子が溜まってる。

 

「ほら田中さん、いっぱい出た。いっぱい出たこのマウスピースをくわえてよ」

僕が言うと、田中さんは素直にマウスピースをくわえてくれた。

グジュッと音がして、田中さんの口の端から精子がドロリとこぼれた。

「駄目だよ、飲まなきゃ」

僕はもう一度田中さんの口にペニスを突っ込んだ。

「田中さんの唾の匂いが僕の青臭い精子でかき消されちゃったけど、どんどん出すよ」

田中さんはスキモノに違いない。きちんとそれからフェラをしてくれた。

もう僕は思い切り出すしかない。

物凄い勢いで射精するしかない。

自分のペニスから精子が飛び出るビューッ、ビューッという刺激が脳へほとばしる。

田中さんはその僕のペニスが吐き出した精子をゴクゴクと喉から音を立てて飲んでくれた。

「田中さん、今度は膣に中出しするよ」

ついにこの時がやってきた。僕は生のペニスで田中さんの肉壁をこするのだ。

田中さんは抵抗しない。僕が股を開かせるとそれに応じてくれた。

童貞よさらば。

最初は入るの? と思ったけど、少し抵抗があった後に、にゅるんとペニスが膣口に飲み込まれた。

それと同時に僕のペニスは膣の温度でカーッと熱される。

「擦るよ、擦るよ……」

僕は独り言を言いながらそのままピストン運動を始めた。

グチュグチュと音がする。田中さんはたまに喘ぎ声をだしている。

「イく時は思い切りイっていいんだよ」

そういいながらイきそうなのは僕なんだけど、我慢する。我慢するんだ。

適当な事を考えながら射精の時間を引き伸ばす。田中さんのイく姿を見なければ。

グチャグチャヌチョヌチョと二人の粘膜が擦れ合う。

はぎとった田中さんのパンスを嗅ぎながら腰を動かす。田中さんのパンツは

歯磨きを重ねた古い歯ブラシの匂いと小便のツーンとした匂いがした。

「田中さん。思い切り中に出すから……」

「うっ、嘘……やめて」

田中さんは力無く反抗するが僕の力には勝てまい。それにぼこぼこにされて

もう拒む元気も無いだろう。

「出る、出るよ田中さん!」

ビュルルルルルッ!

 

僕は中に出した。

 

「ぶっほぉっ!」

田中さんも同時にイったのか、マウスピースを吹き上げた。

マウスピースは僕の精子と田中さんの唾まみれになりながらグチャグチャと宙をまい、リングの上でビチャビチャと

何度も跳ねた。女の子はイった時に射精しないからよくわからないんだけど、これならよくわかるな。

射精のように吐かれたマウスピース。

もう気持ちよくて……頭が真っ白になった。

魂が抜けてゆく。

魂が。

 

 

僕は

 

ドアノブにタオルをかけた。

タオルをかけてそこに首をひっかけて……。

苦しい中に快感が。

リングの上を苦しさでのたうちまわる田中さん。

この場面を見ながらペニスをこすって……こすって。

もう何もかも味わった。

田中さんのマウスピースの匂い、口腔の匂い。

汗の匂い、それは脇の匂いだったりマ○コからの匂い。

覚えたぞ、覚えたぞ!

このままイッて。

最高の高みを目指して……。

そして意識は。全て闇へ。

 

 

 

1月1日

あほらし。何となくサイコな文章を書きたかったんだけど支離滅裂。馬鹿らしい。

というか妄想で日記を書くのも面白いかと思ったけど大したことない。

僕が人殺しか、そしてヤりたい女の子に好き勝手か。

悪くないと書いておこう。どうせこの日記燃やすし。楽しく無かったし。

リア充っていいよね。適当に女の子ひっかけて正月は楽しくあそぼーっと(*´∀`*)

 

 

正月に掃除当番があるのか。しかし都合良く焼却炉に火が付いてる。ぱちぱちとなにかの

はぜる音がする。

僕は学校の焼却炉へ日記をつっこんだ。

「なにこれ? 本? 燃やしちゃうの?」

おそるおそる、怯えるように女子に聞かれた。

 

何を怯えているんだ? いや、これは怯えてる態度じゃないな。

「うん、丁度火も燃えてるからいいマキ代わりになるよ。これは燃やさないと。

 

その時僕は聞いた。

 

ギャーッという声を。焼いた日記が叫んだんだ。

 

ああ、そうか。

そうか。

現実から逃げちゃいけないのか。

日記は真実であったという事を。

 

僕は葛藤の末、その場にへたりこんで嘔吐した。

いつまでも嘔吐を続けて……。

そしてぜいぜいと息を切らせながら赤黒くなった首周りをボリボリとかきむしる。

途中でためらったタオルの締め後。

田中さんごめんよ。

まさか君の首を最後に閉めるなんてさ。

 

そして僕は再度耳をふさいだ。

誰かこの燃える日記の叫び声を止めてくれないだろうか。

 

誰か……。